2012年度 社長年頭挨拶 | 2012年1月5日 |
辰年、明けましておめでとうございます。
中国の故事に"急流の竜門を登りきった鯉がいたならば、竜になるという"喩えから「登龍門」とは、成功へと至るために乗り越えなければならない難しい関門のことをいうことわざです。「辰年」この「辰」は、時刻でいえば「午前八時」にあたる。また「夜明け」や「スクスク伸びる」の意義もあります。
本年、辰のごとく、勝利の一年にしてまいります。
本年のテーマは、「挑戦と拡大」です。
経済不況、天変地異、ソブリンリスク等、会社を取り巻く環境は厳しさを増しています。が、ここで「守り」に入ったら時流に流され埋没してしまいます。
「挑戦」とは、"Attack is the best form of defense"「攻撃は最大の防御なり」「先んずれば人を制す」で、自己の弱い心・甘えの心を廃して自身の目標に向かって執念をもって挑戦する年にして下さい。
「拡大」とは、業績の拡大はもとより、皆さん一人一人の境涯の拡大・人格の拡大を目指してまいります。書物に「豊かな『心の財(たから)』を得た幸福境涯というのは、内面的なものですが、それは、表情にも、言動にも、人格にも表れます。その言動には、感謝と歓喜と確信があふれるものです。
そして、思いやりに富み、自分の我を貫くのではなく、皆のために尽くそうという慈愛と気遣いがあります。さらに、人びとの心を包み込むような、柔和で、朗らかな笑顔があるものです。」とありました。
各々が"挑戦と拡大"で勝利を勝ち取る年にしてまいりましょう。
本年のスローガンは、「共に集い!共に勝つ!」です。
ビクトルー・ユゴーは「強くなるためにこそ一つになれ!幸せになるためにこそ団結せよ!」と訴えました。団結こそ力の源泉です。いかなる風雪がこようとも、いかなる壁があろうとも、"団結の力"で乗り越えていきます。ドイツのシラーの言葉に、『友情は喜びを二倍にし、悲しみを半分にする』とあります。
"和の力"で勝利をしてまいりましょう。
以上